S037 罠にはまった情報処理試験の午後問題

S.資格をぶった切る

資格取得で得られるものは基礎知識の修得であり、その価値は>=0でしかない

資格に価値感を持たせたい施行企業側の強い思い

「資格取得で得られるものは基礎知識の修得である」ならば試験問題の内容レベルも基礎知識でなければならない・・・が私の持論だ、ところが資格試験施行社側の願いは合格者に対して技術者としての価値感を持たせ、その評価を世間へ発信したい思いがとても強い、それを実現しようとして取り組んだ資格制度の問題作成、現場では一体何が起きたのだろうか

試験問題作成を続けていくと起きること

試験問題は試験回数を重ねていくと次第に問題傾向が良く見えてくる、したがって、過去問題対策を十分に行った受験者の合格率が上がってしまう、合格率が上昇してしまうと合格者の価値が下がる、それは困ると問題の難易度を上げる、その方法は長文化と複雑化、それでも受験者は過去問題を中心に対策を練って来る、そうはさせじと、さらに長文化と複雑化に拍車がかかる、次第に問題の説明や解説だけでページ数が4枚5枚となるお化け問題まで出現、問題出題側と受験者側との間で永遠に続くイタチゴッコバトルが勃発してしまったのだ

資格は運転免許と同じで良いのでは

身近な資格(免許)として運転免許の実態を考えてみましょう、運転免許を取得したとしても運転が上手なわけではない、バスやトラック、タクシーはさらに別資格も必要となる、であってもバスやトラック、タクシーの運転が上手であるとは言われない、実際の業務経験を何年も積んで初めて一人前のドライバーとして認められる、ならば、情報処理技術者試験だって同様である、資格合格者に技術者としての高評価を与えるのは無理なのだ、技術者も一人前として認められるには長い実務経験が必要だ、だから私は訴える、資格試験の合格は基礎知識で十分、それ以上の評価を資格合格者に与えられるわけがない「資格なんかで仕事はできない」と開発現場で働く現役技術者達の声が聞こえてきませんか

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