S012 曖昧な資格推進制度がもたらすもの

S.資格をぶった切る

資格取得で得られるものは基礎知識の修得であり、その価値は>=0でしかない

個別案件にすると、こんなことが起きる

資格推進制度が決定された重役会議「各部単位での積極的な資格取得を目指す」が基本方針です、いつまで、どんな資格、目標人数、社員へはどのようにアナウンスするのか、その全てが部単位任せ、つまり各部の部長さんの裁量に任されたのです、明確になっていませんが部長本人も資格取得を目指す一員のはずなのですが、この件に関しては何故か曖昧のまま、某会社では社員教育の一環として資格推進制度は開始されてしまいました、ありえそうな話ですね

いかにも起きそうな、こんな例え話

A部長「X君、ABC資格を取得してみないか」
X「自分ですか」
A部長「君なら取れるのではないか、取得後は君が中心に他社員の合格を応援してほしいんだ」
X「わかりました」
問題はここから、社員Xの正直な気持ちはどこにあるのか
感想1:「A部長は期待してくれているんだ、頑張るぞ」
感想2:「なんで俺だけなんだ、他の社員へも言えよ」
感想3:「変だな、B部長は’資格で仕事ができるわけがない’と言っていた」「なんで、A部長だけ頑張ってるんだ」
感想4:「そんなに資格がほしけりゃA部長、お前が取れよ」
正直な感想として、社員Xが100%納得する可能性は極めて低いのです

社員達の正直な気持ちの正体

「仕事仕事でヘトヘト、自宅帰ってから資格学習だなんて無理だ」
「土曜日と日曜日は俺の安らぎの時間、土曜は競馬、日曜は彼女とデート、どこにそんな時間があるんだ」
「休日や仕事終了後の時間の使い方まで会社に言われたくない」
「仕事の成果は出ている、それで十分ではないか、それ以上言われたくない」
「資格取って何か良いことがあるのか」
社員が納得しない資格推進制度はなし崩しになる可能性が極めて高いのです

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