A15 驚き、バグ数を決める会議が実在した

A.システム開発のウラ側
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会議の冒頭説明

未だに当時の印象が強く残っている、それは、会議の冒頭で本会議の主旨説明が行われたからだ、「バグ数とは多すぎるとシステム不安を感じさせ、少なすぎると試験の甘さを指摘される、ゆえに、適度なバグ数を目標に作業をしてほしい」と、その後、作業担当者ごとにバグ数が割り当てられたのでした、そして、単体試験以降の作業は試験結果一覧表のような用紙へ記入し提出せよと、その結果が事前に割り当てられたバグ数とほぼ一致すれば「よくできました」となるわけですね、褒めてはくれませんが、バグ数はプログラムのステップ数や難易度で決定したようです、それにしても、当時の私は驚きで一杯でしたが、他の会議出席者には驚きの表情は無かったように思える「いつものことか、またしても自分だけ」と思いましたね

必要性はどこに

この会議は誰への何の目的で行われるのか、もし、試験結果一覧表のダメ出しが出たら、何が起きるのか、私にはまったくわかりません、このような内部事情は非正規社員には伝わってきません、もし、本当に理解できる人が閲覧したのならば一日で終わるような作業ではありません、なんとなくですが、形式的なものなのでしょう、事前バグ件数と一致する報告をすれば「良くやりました」的なシステムの精度の高さを想像させる資料なのでしょうね、そこまで結果を求めるユーザーって珍しいかもしれない、今となっては勝手な想像しかできません

あとがき

この話には続きがあるのです、それは私にとっては忘れられない思い出の一つです、実はこの試験結果一覧表はワープロで作成してはいけません、手書き必須なのです、その理由はワープロだとコピーが可能だからです、にも関わらず、ダメダメ技術者である私はワープロで提出したのです、とても怒られました「あれ、またもや自分だけミスしてる、なんで」この件だけは未だに納得いかないのです、いつ「手書きせよ」の指示が行われたのか、その手段は会議の席、メール、回覧的なものか、まだ、グループウェアは無かったはず、この頃、一日だけ風邪で休んだ日がありました、その時に周知が行われたのだろうか、あれだけ大きなミスはしないようにと心掛けていたのに、何故、またもや、この件だけは今の今であっても良く覚えている、本当に本当に忘れられない辛い思い出です

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