A07 ダメダメ技術者の真実2

A.システム開発のウラ側
File written by Adobe Photoshop? 4.0

フィードバックが怖い

プロジェクトリーダーから「しっかりとフィードバックしなさい」と何度か注意を受けた思い出があります、フィードバックの意味は’口頭や文章などで行う指摘’となっていますが、私の印象では’大きな影響を及ぼす事象に気が付いたら、他開発メンバーに伝える行動をとること’、これがフィードバックですね、プロジェクトリーダーが怒る理由は「フィードバックしなければ、同じ事象で作業が進まないメンバーが続出する可能性がでてくる、最初に気が付いた人が肝心」なのだと、なるほど、おっしゃるとおりですが、私はフィードバックができませんでした、その理由はなんでしょうか、自分の開発環境に不備やトラブルを感じた時に思うこと
・自分だけが何かのミスをしている
・プロジェクトの全員が理解している、自分だけが理解していない事実があるのではないだろうか
・既にフィードバックされている事象であり、自分がフィードバック内容を理解していない

自信を持ってフィードバックできる人は、やはり、優秀な技術者の方ですね、トラブルの影響度や深さを把握できる人です、反対に、ダメダメ技術者はとにかく自分の考えに自信が持てません、もし、フィードバックしたら「それは、あんただけだよ、しっかりしてね」と言われそう、そして、瞬間的には、しらけた空気が開発フロアー全域に流れるのです、ここまで記述してくると、当時の自分が情けない人間に見えて仕方ありませんが、事実です

進捗会議はつるし上げの場?

仮に新規作成すべきプログラムが10本存在したとします、スケジュール担当に自分担当分のスケジュールを提出しなければなりません、このスケジュールは何のために利用するのか、主な目的は進捗会議です、もし、提出したスケジュールよりも遅れていたら、当然のごとく、何故、どうして、対応策は・・・、となるわけですね、進捗会議の目的は遅れている作業に対して、どうすれば、何を解決すれば、お手伝いできることは、他担当者に任せられないか、等を議論する場所です、決して吊し上げの場所ではありません、ですが、ダメダメ技術者のスケジュール遅れの原因って何でしょう、一番大きな理由は能力不足です、しかし「自分には難しく出来ませんでした」とは絶対に言えません、それが事実なら、そもそも、この場所にいてはいけないのです、順調に作成できるを前提にプロジェクトに参加しているのですから、では、遅れた理由は何?と聞かれ、私はどのように答えたのでしょう、驚いたなあ・・、何故なら今の私に当時の記憶がありません、よっぽど緊張していたのでしょう、それよりも印象深いのは、優秀な技術者でもスケジュールに間に合わない時があります、その理由たるや、聞いていてホレボレとするのです、カッコイイとしか思えません、優秀な技術者は遅れの原因を述べることで自らの優秀さをアピールできるのです、なんと羨ましい

悲しい現実、スケジュールは短めに設定

ダメダメ技術者にとって線表(スケジュール)作成はとても酷な作業でした、作成すべきプログラムを十分に把握していないのですから、どの程度の機能があるのか、各機能単位のステップ数、テストやデバッグにどの程度の時間を要するのかは想像すらできません、ですから、長めのスケジュールを記入すれば「本当にこんな期間が必要なの」と誰かからの横やりが入りそうで怖かったのです、そして、意味もなくスケジュールは短め短めと設定するはめに陥ります、そして、スケジュール通りに作成できないダメダメ技術者へと転落していくのでした

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