B16 希望退職制度を実施すると起きること

B.正社員が故に
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希望退職制度とは

ここからは組合活動をしていた方からの情報を元に記述します、興味深い話だったので私の記憶に残っていました、リストラは会社主導で行われるので印象が悪い、そこで、社員自らが退職を申し出る制度が希望退職制度です、手当の増額を期待できるのが退職する側の利点になります、自社にいた方が得か、辞めた方が得か、正社員一人一人が自らの現状と将来を天秤にかけて必死に考えたに違いありません

退職できる社員の好条件とは

手当を貰い自社を辞め、かつ、次の会社で今以上の収入が得られるのなら、待ったなしで希望退職制度を利用するでしょう、そんな人には悲惨的な印象はなく、むしろ、すがすがしく生き生きとして会社を去って行きます、それどころか、前々からそうしたかった、そこへ、手当増額の嬉しい知らせ、まさに「しめしめ」と思った人もいたに違いない

会社側の思惑は外れる

希望退職制度を実施した会社はリストラしたかった社員が自らの申し出で退職してほしい、これが本音でしょう、ですが、現実にそうなるでしょうか、気がついたと思いますが、辞めて他社に採用された時、今以上の好条件で採用される人は年齢、経験、実績的に申し分のない人です、それは、今の会社の評価も同様のはずです、つまり、希望退職制度を実施すると辞めてほしくない人が辞めて、辞めてほしい人が残るような会社側から見ると皮肉な結果が残るのです、現実を理解できた某会社は直ちに希望退職制度を中止したらしい

管理職と新人社員だけの組織

希望退職制度への申し出をしなかった人はどんな立場の人でしょう、行先が無い人、ズバリ、それは管理職と新人社員達です、そうなると、中心的な働きをする優秀な中堅社員はいません、管理職と新人社員達だけで仕事を乗り切らなければなりません、この状態がいかに歪で、ビジネスに適さないかは火を見るより明らかです

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