社会人としての洗礼
昭和50年代前半、私は新人社員として初めて新宿の本社ビルを訪れました、この日、初めての新宿、初めての本社、初めての通勤ラッシュ、当然のように新宿で迷子になりました、新人社員としてよりも、これから東京で生きていく社会人としての洗礼を浴びたような一日でした
通勤ラッシュ
小田急線に乗り、人生初めての通勤ラッシュを経験しました、こんなにびっしりな車内に、次の駅でも、次の駅でも、乗客は列車内に押し寄せてくる、もう無理だろう、もう無理だろうと思っても乗客は車内にどんどん入ってくるのです、このような光景は徐々に当然と思うようになるのですが、やはり、初日がゆえに衝撃的なインパクトとして心に残りました、
小田急線降りて最初の改札は?
これから話す内容を知っている人は、それなりの高齢な方のはずです、小田急線に乗り新宿到着、階段を下りて最初の改札に切符を置いてそのまま歩くと、なんと、またもや改札があるのです、しかし、切符はありません。改札を抜ける手段がないのです、このカラクリの正体は最初の改札はJRの改札、2番目の改札が小田急線の改札、1番目の改札は駅員に小田急の切符を見せて切符を置かずに抜けてきて、2番目の小田急線の改札で切符を置いてくるのが正解なのです、今でも思い出す「そんなのわかるわけないだろ」と、小田急線の改札の駅員にどうすれば良いのかを尋ねると「最初のJRの改札に戻って切符をもらってきてください」だって、今でも信じられない出来事です、そうだ、まだJRにはなっておらず国鉄だったような気がする
1丁目の次は何丁目
就職前の私は札幌に住んでいました、札幌の街は碁盤の目のように縦横に区切られています、1丁目を真っすぐに歩けば2丁目、2丁目の次は3丁目は常識です、新宿にある本社住所の最後は7丁目です、ですから、1丁目、2丁目、3丁目、・・・そして、7丁目と新人社員達は全員思っていたのです、ですが、歩けど歩けど7丁目には着きません、誰かが叫びました「案内板があるぞ」案内版を見た全員が「自分はなんて田舎者なんだろう」と悟りました、そこには、1丁目、2丁目、・・・7丁目がまったく並んでいなかったのです「これじゃ、着くわけないよ」と誰かが言いました、ごもっとも
北海道弁?
歩き疲れた新人社員達は喫茶店で一息つきました、そして、おもむろに喫茶店から出る準備をし始めました、ここで誰かが言った「もう、帰るべあ」と、もはや、田舎丸出し、恥ずかしい、みんな聞いてる、ですが、言った本人は言い返しました「北海道は熊が出るから、べあでいいんだ」と、この話、少しはウケルのかな、ところで、肝心の本社は遅刻せずに到着したのでしょうか、記憶がありませんね、本社到着までの印象が強すぎるのです


コメント
小田急線で私もやりました。そりゃ、1カ所目で渡しますよ。1カ所目は見せるだけで、次から気をつけてくださいと言われました。急行券を買おうとしたり、いろいろあります。