T082 オンリーワンへの挑戦、車両を独り占め

T.一人旅へのいざない

何を食したのか、何を鑑賞したのか、いくら使ったのか・・・ではなく、何へ興味を示すのかが旅の醍醐味である

何を言いたいのか

人生において乗り合わせた列車車両の乗客が自分一人だった、車両を独り占めした、このような事態がまさかまさかにも関わらず何度か経験があるのです、嬉しいですよ、何事も独り占めは最高、その時の話を記述しますね

学園都市線のオンリーワン

北海道の月形温泉入浴後、月形から札幌に向かう学園都市線の最終列車に乗車しました、私の乗った車両は私一人でした、それから一年も経たずに月形~北海道医療大学間は廃止になりました、私には妙な納得感がありました、学園都市線の最盛期は札幌から石狩沼田までつながっていました(1971年まで)が、徐々にに廃止され、現在(2025年)は札幌から北海道医療大学までとなりました、ところが、北海道医療大学も北広島への移転計画が持ち上がっています、JR北海道医療大学駅はどうなるのでしょうか

ダイヤ大混乱のオンリーワン?

冬の北海道はダイヤ大混乱が日常茶飯事です、前日は大雪でしたが降っていた雪はなんとか止みました、ですが、そんな簡単にダイヤは元には戻りません、そんな時、駅員から新札幌方面への列車が出るので乗れると言うのです「そんな時間の列車はありませんよ」と私が言うと「間違いなく列車は出ます」と言うではありませんか、確かに指示されたホームには列車が来ていました、乗って驚いた現実、それは客が私一人だったのです、もしかして「私一人だけで出発するのでは」と思ったのですが、発車直前に乗客が一人乗り、結局は2人だけで列車は発車したのです、普段、札幌駅を利用する方ならわかる現実として、いかなる季節のいかなる時間帯においても札幌発の普通列車の乗車人数が2人である現実は絶対に起こりえません、それにしても、もったいなかったなあ~、もう少しでオンリーワンだったのに、この日の列車は何のために乗ったのだろう、記憶が無い

北海道の深名線でのオンリーワン

北海道の深名線は1995年に廃止されました、今でも函館本線の深川~名寄はJRが走っていますが、かつては朱鞠内湖(しゅまりないこ)に沿って深名線も走っていたのです、深名線の深は深川、名は名寄です、まずは深川まで行って名寄行の切符を購入し駅員へ「深名線に乗ります」と告げると、切符の裏に深名線のスタンプを押してくれました(切符は今でも大切に保管)深川から出発した深名線は徐々に乗客はいなくなり、ふと車内を見渡すと客は二人だけ、朱鞠内湖に近づくと客の一人が降りて、車両の乗客は私一人になりました、客が降りたホーム近辺はすでに真っ暗、列車の光だけが唯一の灯りだったのです、降りたおばあちゃんは地元の人なのでしょう、懐中電灯をつけてホームから歩きだしました、私は列車の窓から建物を確認しましたが見当たりません、このおばあちゃんは自宅までいったい何キロ歩くのでしょう

観光船、咸臨丸のオンリーワン

かつて、瀬戸大橋の与島には観光船の咸臨丸が就航していましたが2008年に運行は辞めたようです、私が乗ったのは1994年です、当時の朝の第一便は9:00発だったと思う、咸臨丸に乗っていた客は私一人でした、これだけの大きな船を私一人のためだけに就航してくれるなんて感謝しかありません、私が乗らなければ中止したと思います、降りた時に10:00発の客が同時に大勢乗ってきました、集団の観光客って9:00では動けないようですね、私のように朝早くにまったく抵抗のない人間だからこそ9:00で動けるのです、これぞ一人旅の醍醐味

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