T072 地方の散歩はここに注目、自らが仕掛ける楽しさ

T.一人旅へのいざない

何を食したのか、何を鑑賞したのか、いくら使ったのか・・・ではなく、何へ興味を示すのかが旅の醍醐味である

高い所に登ろう

地方、ざっくばらんに言えば田舎です、ここでの観光にて真っ先に考えることは高い所へ登ること、そこから町全体を見渡します、なんとなくであっても、あそことあそこへ行こうと決めます、途中ですれ違う人から情報を仕入れたりもします、このように何とかして行くべき場所を決めます、決めなければ何もしないで終わってしまいます、地方の散歩の難しさは有って無いような目標を決める難しさなのです、ですから、決定理由はなんとなくで構わない、時間をいかに有効に使うべきなのかが勝負なのです

体育館を覗いたら3個の椅子が置いてある景色

目の前には学校のように見える建物、このような建物を見つけた私の心は、現役の学校なのか学校でなければ今は何に利用されているのか、それとも未使用のままなのか、何らかの結論を得ようとして中を覗いたりします、体育館の真ん中に置いてあるポツンと3個の椅子、運よく地元の先生らしい方と会話ができました「明日は卒業式です」と言われ、卒業生が3人だけなのだと理解しました、椅子3個の理由なんて言われないと判断できませんね、この話は旅行中における瀬戸内海の某離島でのお話です、3月中旬の出来事でした

地元の名物おばあちゃん、お怒りの理由とは

高い所に登り景色を眺めていました、そこへ一人のおばあちゃんがやってきました「あんた、煙草を吸うのかい」「煙草はすいません」「そうかい、それは良かった」と言い、近くのおばあちゃん宅に招かれてお菓子や飲み物をいただきました、私は景色だけを求めて高い所へ、ところが成人男性のほとんどは煙草を吸う目的で人のいない場所(高い場所)へ来るらしいのです、自分の畑に煙草の吸殻を頻繁に放置され、おばあちゃんは怒っていたのです、誤解が解ければ以降は和やかな会話になります、地方の人は本当に気持ちの温かい方が多いのだと思いました、家には双眼鏡が置いてありました、美しい海を双眼鏡で毎日眺めるのが趣味だと語っていたおばあちゃん、この話も旅行中における瀬戸内海の某離島でのお話です

地方の歴史・文化・伝統を見逃すな

神社、お寺、何気ない公園であっても石碑が建っている光景は珍しくありません、何やら難しい日本語が書かれています、完全に読むのは無理です、ですが、なんとなくは感じるものです、事件、事故、飢餓、病気、災害、紛争、宗教、石碑にはこの地方で起きた出来事の詳細が綴られているのです、意味が理解できなくても必死に読みましょう「きっと、こんな話なのだろう」と感じ取れるだけで充分だと思います「悲惨な戦いがあったんだな」「伝染病で多くの人が亡くなったんだ」と、ここにやってきた、ここでしか味わえない、二度と来られない地方の印象をしっかりと思い出に残すのです

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