T041 これぞ一人旅の神髄、秋芳洞は別格

T.一人旅へのいざない

何を食したのか、何を鑑賞したのか、いくら使ったのか・・・ではなく、 何へ興味を示すのかが旅の醍醐味である

大後悔、立ち去る悔しさ、辛さ、そして、悲しさ

ある観光地を訪れる、最初だからと自らに言い聞かせ、それ程熱心に情報収集をせず、いざ現地へ、感動感動で滞在予定時間はあっという間に過ぎ去り、まさに、後ろ髪をひかれる思いで現地を後にした、悲しいかな、これが私の秋芳洞の最大の思い出である、その理由とは秋芳洞が凄すぎた、秋芳洞には大きな入口が3つある、それを知らなかった私、真ん中の入り口から入り、もう一つの入り口(出口でもある)から出てしまった、つまり、私は秋芳洞を半分見ていないのだ、もっと見たい、立ち去りがたい思いだけが募る、しかし、旅行スケジュールは変えられない、何故なら飛行機にて明後日、札幌に戻らなければならない

貴方の見たいと希望する鍾乳洞、全てここに有り

鍾乳洞に何を期待しますかと聞かれて、答えられる人は意外と少ないに違いない、鍾乳洞と言っても大中小と様々である、正直「この程度?」と感じさせる鍾乳洞を何度か見てきた、だが、山口県の秋吉台秋芳洞なら絶対に感動間違いなしである、まず、規模がでかすぎ、ありとあらゆる形状の鍾乳洞が貴方を出迎えてくれる、さらには、カルスト地形を散歩できればまさに言うことなし、結論、秋吉台だけは丸一日かけて楽しんでほしい、私は素晴らしい鍾乳洞の前に来ると足が動かなくなる、足の裏が地面とくっついてしまっていると感じてしまうほどだ、去りがたい、動きがたい、ずっとここにいたい、魔法にかかってしまった自分、その魔法に永遠にかかっていたいと願ってしまう

何故、強い思い出が残るのか、当時の自分との関連性

私が秋吉台を訪れたのは平成7年「絶対にもう一度行くぞ、今度は時間をかけて」と思いつつ、その思いは未だに達成されていない、平成6年11月で長年勤めた会社を辞めて、今後の不安を抱えながら懐も厳しい現状、そんな中で決行した山口県旅行、萩にも行った、津和野にも行った、だが、秋芳洞の印象が強すぎた、旅行の全工程が終了し宇部発の飛行機が新千歳空港に着陸した時、突然、我に返った自分「明日から何をすれば良いのだろう」と、現実に引き戻された自分、今後の不安だけが心を支配していた、カッコつけているような文章なのだが真実である、その時の茫然とした気持ちを今でも思い出せる

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