B22 ボーナスの日

B.正社員が故に

成果給とは

新人社員研修にてボーナスの話をすると、とてもまじめに聞いてくれます、ボーナスは大金、いつ、どのように自分も貰えるのか興味深々です、私はボーナスは成果給と伝えます、成果がないと貰えないものであると、成果とは会社が儲かったか否かです、入社直後の社員は費用はかかるが自社の利益には貢献していない、だから、ボーナスは貰えないと、ここで話が終わってしまうと「だったら、いつになると貰えるのですか」と聞かれるので、自分の経験から「来年の12月かもしれない」と伝えています、ちょっと気が付いたんですが、すでに借金をしている新人社員がいました、予期していなかった結果に彼のショックはとても大きかったようです、ボーナスを当てにした借金返還計画は頓挫したのです

団結の日

私が若かった頃の職場は正社員、協力会社の社員、派遣会社の社員が共同で仕事をしていました、ここでは自らをXX社員と言ったり自社名を言ったりはタブーとされています、そこで、年2回のボーナスの日は自社に戻り、日頃言えない職場での悩みや相談事を話すのです、ボーナスを支給された後は相談会、団結式のような位置付けになっていました、何故、言えるのか、それは自社の人間しかいないので安心して話ができます、自分以外の自社社員は何を考えているのか、何を悩んでいるのかを聞くことができる日でもあります、悩む人を励ますことで最後は団結式のような雰囲気になります、私はこの日が好きでした

立てよボーナス

一万円札を束ねて立たせたとして何枚以上になれば立ったままになるでしょうか、未だに私はその答えを知りません、当時のボーナスは現金支給でした、貰うと同時に「立て」とボーナスを立てて置く人が続出「立ったあああ~」「倒れたあああ~」の感想があちらこちらから、ちなみに、私の初めてのボーナスは5千円でした、封筒には寸志と書かれています、でもよく覚えていますよ、もちろん立ちません(笑い)、私は封筒を透かして見たのです、真ん中に聖徳大使が一人、デ~~ンとしていましたね

すぐ帰れ

ボーナスの現金支給の怖さ、それは、その日に盗まれたり無くしたりの被害が当時はそこそこ起きていました、だからボーナス日の合言葉は「すぐ帰れ」であり残業禁止です、今思い出すと会社に銀行さんが来てましたね、いただいたボーナスは速攻で銀行へ、こんな時代でしたが自らの働いた成果を札束で見られる唯一の機会でもありました

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