A38 多重ループ怪獣現る

A.システム開発のウラ側

多重ループ怪獣現る

ある2つのプロジェクトで似た経験をしました、異常なるループが多発しているシステムです、意味のないループは直接的なバグにはならないとは言え、その現状には呆れるやら、苛つくやら、最後は諦め感だけが残ります、何故、こうなってしまったのか、私には理解できませんでした、そして、理解できないのは自分の未熟さが原因であると結論を出すのです

現状把握の甘さ

笑わないで下さいね、当時の私は意味のない無駄なループの価値を真剣に考えていたのです、20回ループすれば20回ループする意味があるからこそ20回ループしていると本当に思っていたのです、ぐちゃぐちゃの山盛りプログラムを必死に解析していたのです、意味なんて理解できるはずがありません、何故なら、ループそのものに意味はなかったのですから、誰かが修正部分を含んだ多重ループ部分をまるまるコピペして貼り付けたのでしょう、これで、試験はOKです、いつの日か、次の担当者が同プログラムを訂正する時に苦労するだろう、、、、なんて配慮はしてくれません、たったこれだけの知識があるだけでもプログラムへの対応は劇的に変わります、今になって思うこと「なんて、私は愚かだったのだろう」

技術者交流会での確認

多重ループ怪獣の件を技術者交流会にて同業技術者へ確認してみました、すると「うちもそうなってるよ」と、いともあっさり言うのです、比較って必要な行動だと実感しました、自分だけの珍しい体験ではないと知りました、むしろ、そういうものだ・・・みたいな理解の仕方でしたね、ですが、本当にこれで良いわけがない、何か対策はあったはず、それが出来ないシステムは何故多発しているのでしょう

最初が肝心

3回のループが必要なら3回、5回ループが必要なら5回ループするはず、これで済むはずのロジックに無駄なループを含む処理を最初に張り付けた担当者がいたはず、一回でもこの修正をされてしまうと、次回以降の修正も同様となり、多重ループ怪獣はゴジラのごとく巨大化していくのです、この一回目の安易な訂正を防がなければいけないが、私の結論です

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