A34 回帰テストの真実

A.システム開発のウラ側

回帰テスト(レグレッションテスト)の意味

‘プログラム変更に伴う意図しない副作用’を検出するのが回帰テストです、では、意図しない副作用はいつ、どのように発生するのでしょうか、例えば、総合テストで一端はクリアされた試験項目が何故NGになるのでしょう、総合テストの試験項目が1,000件存在したとして、このような意図しない副作用は何故、発生するのでしょうか

初日ダウンの原因はどこに

まんをじしてサービスを開始したシステムが初日にいきなりシステムダウン、私の従兄弟が携わったシステムがこの状態となり、私はその原因を聞きました、すると「昨日、訂正した箇所が原因」と彼は答えたのです、総合テスト項目は全て行ったはずです、昨日訂正した箇所の確認テストもしたはず、では、何故、どうして、その原因は何でしょう、パラメータ設定ミス、メモリ不足、ハード資源の劣化、総合テストの試験抜け、まだまだ想定できる原因はあるでしょう、では、こんな見方はどうでしょう、総合試験をどのように完璧に行ったとしても本番環境とはどこか違うと言うのです

回帰テストの必要性

総合試験項目が1,000件あるとします、99番目でバグ検出、バグ対処後100番目の試験項目から総合試験を再開、無事1,000件の試験項目が完了しました、このシステムは何が問題なのでしょうか、それは、99番目を対処したことで1番目~98番目のテスト項目がOKである保証が無くなったことに気が付かなければなりません、99番目を対処後はもう一度1番目からのテストを再開するのが正解なのですが、できない場合があります、それは時間、場所、人員の制限です、一からやり直すなんて簡単ではありません

祈る思い

こんな状態でシステムの本番サービスを開始、関係者は祈る思いでしょうね、前日は枕を高くして寝られなかったでしょう、私にも経験があります、小部屋に関係者が集められて待機状態、何かあれば全員で至急対応しなければなりません、自社に関連する箇所なら深夜であろうと担当者へ電話連絡をします、何も無ければとても幸せですね、雑談しながら週刊誌を読んでいた思い出があります

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