A05 ダメダメ技術者の真実

A.システム開発のウラ側

何故、ダメダメ技術者なのか

先にも述べましたが、私はダメダメ技術者だったのです
私がダメダメ技術者であった証拠があります、今はネットを参照して情報を入手するのが当然なのですが、私の時代はまだネット情報が十分ではありませんでした、ですから、知らない知識は参考書で補っていたのです、私の机の上には堂々?と参考書が並べられていました、ですが、私の周りの優秀な技術者達はマイペースで作業を行っています、もちろん、参考書なんて見ません、私は周囲の眼を気にしていました、参考書を見ている私に対して「あいつ、また、本読んでる、あれで作業が順調に行くのか」と、言われているような気がして仕方ありませんでした、もちろん、誰も面と向かってそんなことは言いません、ですが、多くのキーボード音が鳴り響くフロアー内で一人だけ本を必死に読んでいる人間の姿は、やはりどこか異様ですよね、毎日がこんな状態なので緊張感がすごかったのです、汗が止まらず、ペットボトルの水をがぶ飲み、トイレ回数が多くなり、誰がどう見てもまともではありません、この話、真実です、ダメダメ技術者だから経験できたとも言えます、私を派遣した派遣会社の方から「作業中のトイレが多い」と指摘されたのも本当の話です、開発フロワー内に私のトイレ回数をカウントしていた人がいたのです

何故、質問できないのか

「わからないところは質問してね」と親切に言ってくれる人はいました、ですが、あまり質問はできません、何故でしょう、質問相手も仕事中なので仕事を止めてまで付き合わせるのは、やはり気が引けます、同じ人に何度も質問するのも気がひけます、ですが、決定的な理由はこれです、’質問することで自らの馬鹿を証明する’、こんな程度のこともできないのか、知らないのか、マジか、と思われる怖さがありましたね、さらには、質問内容について一生懸命説明してくれる人に対して礼儀を尽くさなければなりません、散々質問しておいて「わかりませんでした」とは言えない、最後は「わかりました」のような顔をしなければなりません、質問の応対時間が長くなると周りの眼も気になってきます、そして、フロワー内で孤立している印象が強くなるのです、それは、新人社員が先輩社員へ質問するような微笑ましい光景とは違います、非正規社員は即戦力でなければなりません、ゆえに、質問はしなくなるのです、では、どうしたか、それは喫煙室を利用することです、非正規社員と喫煙室の関係、この件については別途ブログを記述する予定です

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